アマミイシカワガエル展示 北九州市いのちのたび博物館

奄美大島だけに生息するアマミイシカワガエル(資料写真)

奄美大島だけに生息するアマミイシカワガエル(資料写真)

 北九州市立いのちのたび博物館(福岡県)で開催中の特別展「探検!両生類・は虫類の世界」に9月上旬から、奄美大島だけに生息する希少なアマミイシカワガエルがお目見えする。展示には環境省などの許可が必要で、同博物館学芸員の江頭幸士郎さんは「公開されるのは珍しく、貴重な機会。特別展後半の目玉になる」と話している。

 

 特別展は7月中旬に始まり、最大全長6メートル超のイリエワニや1・5メートルにも達するオオサンショウウオなど国内外の大型の両性類・は虫類や、日本で見つかった新種の両生類など100種類以上の生体を含め約500種類を展示している。

 

 アマミイシカワガエルは体長約10センチ。背中の黄金色の斑紋が鮮やかで「日本で最も美しいカエル」といわれる。沖縄のイシカワガエルと同種とされていたが、2011年に別種と確認された。鹿児島県の天然記念物。環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠB類に位置付けられている。

 

 展示されるアマミイシカワガエルは、生息地の環境悪化などに伴う絶滅を回避するため、広島大学で人口繁殖させた個体。合わせて、同大学が徳之島産の個体を使って繁殖させた「生きた化石」とも呼ばれる奄美、琉球諸島の固有種イボイモリも展示する。

 

 公開日程は調整中。ホームページなどで紹介する。特別展は9月16日まで。問い合わせは電話093(681)1011いのちのたび博物館へ。