キジバトが民家に営巣 奄美市名瀬

民家の庭で子育て中のキジバト=26日、奄美市名瀬

民家の庭で子育て中のキジバト=26日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬朝仁町の民家の庭で、営巣したキジバトのひながかえり、親鳥が子育てに励んでいる。家主は「暑さに負けず、自然にかえってくれるのが一番」と静かに見守っている。

 

 キジバトが営巣したのは池田俊一さん(79)宅の玄関横にあるイヌマキの木。8月上旬、高さ約2・5㍍の枝の間に巣作りしているのを、帰省中の次女が見つけた。池田さんがそっとのぞいて見ると、ピンポン玉くらいの二つの卵を産んでいた。

 

 ひなは20日ごろにかえったとみられ、親鳥が交代で巣を守り、餌を運んでいた。26日には2羽のひなが顔を出し、親鳥の胸元をついばんだり、甘えるような姿が見られた。

 

 池田さん宅には飼っているカナリアの餌を狙って、野鳥が集まってくるという。庭で野鳥が営巣したのは初めて。妻の美佐世さん(75)は「ほほえましい。鳩は平和の象徴。みんなで見守りたい」と笑顔を見せた。