コウノトリがウミヘビ捕食 宮山さん(奄美市)干潟で撮影 奄美大島

ウミヘビを捕食するコウノトリ(宮山清峰さん撮影)

ウミヘビを捕食するコウノトリ(宮山清峰さん撮影)

 国の特別天然記念物・コウノトリがウミヘビをのみ込む場面が8日正午ごろ、奄美大島の干潟で撮影された。撮影したのは奄美市名瀬の宮山清峰さん(65)。2016年にはヒメハブを捕食する瞬間を撮ったことがある宮山さんも「ウミヘビを食べると聞いたことはあったが、実際に目にするのは初めて。貴重な瞬間を押さえられて感動した」と笑顔を見せた。

 

 このコウノトリは、兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)から13年6月に巣立った雄とみられる。奄美群島では同年12月、喜界島に飛来して以降、雄の兄弟2羽が確認され、奄美大島のほか、与路島、徳之島などでも目撃されている。

 

 コウノトリは冬季に越冬のために移動する習性があるが、撮影されたコウノトリは約5年間、奄美群島に滞在している。奄美野鳥の会の鳥飼久裕代表は「ヘビは好物と知っていたがウミヘビを食べるところは私も見たことがない。奄美は餌に困らず、コウノトリにとって居心地が良いのでは」と話した。