ティッシュ箱カバー作成 奄美野生生物保護センター

クロウサギの交通事故防止を啓発するティッシュボックスカバーをPRする環境省の職員

クロウサギの交通事故防止を啓発するティッシュボックスカバーをPRする環境省の職員

    環境省奄美野生生物保護センターはこのほど、多発する国の特別天然記念物アマミノクロウサギなど野生動物の交通事故防止を啓発するティッシュボックスカバー1千枚を作成した。世界自然遺産登録を目指す奄美大島、徳之島の観光施設などに配布している。

 

 2020年度のアマミノクロウサギ交通事故防止キャンペーン(9~11月)の一環。クロウサギは奄美大島と徳之島の固有種。交通事故は15年以降、両島で増加傾向が続き、今年(12月28日現在)は過去最多だった18年の40件(奄美大島21件、徳之島19件)を大幅に上回る63件(奄美大島47件、徳之島16件)に上っている。

 

 ティッシュボックスカバーは紙製。夜をイメージした青色の落ち着いたデザインで、側面にクロウサギのイラストが描かれている。多くの野生生物が夜間に活動することや、夜道の運転はスピードを出しすぎないように注意を呼び掛けている。市販のボックスティッシュにかぶせて繰り返し使用できる。

 

 希望があれば店舗や施設などに無料で配布する。奄美野生生物保護センターは「住民や観光客の目に触れる受け付けや待合室、テーブルなどに置いて使ってほしい。アマミノクロウサギなどの野生生物が安心して生息できる環境づくりに協力を」と呼び掛けている。

 

 問い合わせは電話0997(55)8620奄美野生生物保護センターへ。