ヤマシギの捕獲禁止継続

  県環境審議会鳥獣部会(部会長・舩越公威鹿児島国際大教授、委員8人)は19日、鹿児島市の県庁で開かれ、狩猟鳥のヤマシギを奄美市と大島郡の一円で2014年11月1日から24年10月31日までの10年間、捕獲禁止措置を継続することを県知事の諮問通りに答申すべきと決めた。奄美群島の固有種で「種の保存法」で国内希少野生動植物種に指定されて捕獲が禁止され、県のレッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類にも指定されているアマミヤマシギの誤認捕獲を防止するのが狙い。規定により鳥獣部会の決定が県環境審の決定となり、10月末の県知事告示で正式決定となる。
 県知事の諮問は、ヤマシギとアマミヤマシギは形態が酷似し、識別が困難なためアマミヤマシギが誤って捕獲される恐れが高いことから、①アマミヤマシギがいまだ十分な生息数に回復していない②国が保護増殖事業計画に基づきアマミヤマシギの保護増殖を図っている―として、本来は狩猟が可能な鳥であるヤマシギを奄美群島に限定して県独自で捕獲禁止とするもの。県が独自に捕獲禁止の措置を取っている鳥獣にはほかに、県本土のキツネがある。