ルリカケスのひな、すくすく 住用町戸玉の民家の軒下で営巣

口を開けて餌を待つ3羽のひな=24日、奄美市住用町

口を開けて餌を待つ3羽のひな=24日、奄美市住用町

    奄美市住用町戸玉の漁師諏訪原清高さん(75)宅の軒下に、国の天然記念物ルリカケスが営巣している。今月初めに生まれた3羽のひなはすくすくと成長。頻繁に餌を運ぶ親鳥の姿も見られ、ひなの巣立ちの時を見守っている。

 

ひなに餌を運ぶルリカケスの親鳥=24日、奄美市住用町

ひなに餌を運ぶルリカケスの親鳥=24日、奄美市住用町

 諏訪原さんによると、2018年ごろからルリカケスが営巣のために木の枝などを運んでいたが、完成前にカラスが壊していた。カラスに邪魔されるのを気の毒に思い今年1月、営巣用に竹ざるを設置したところ卵が生まれていたという。

 

 諏訪原さんは「昭和20年の酉年生まれで、昔から鳥を大事にしてきた。雨風がしのげるうちで子育てしたかったのかもと思い、設置した竹ざるで巣を作ってくれてうれしい」と目を細めた。

 

 自宅にいても親鳥がひさしの上などを歩く足音が聞こえ、日々成長を確認している諏訪原さん。「生まれた時と比べて大きくなった。元気に飛び立ってほしい」と話した。