保護したアカウミガメ放流 子ガメ、2年間で大きく成長奄美海洋展示館

海に向かう子ガメを見守る子どもら=15日、奄美市名瀬の大浜海浜公園

海に向かう子ガメを見守る子どもら=15日、奄美市名瀬の大浜海浜公園

    奄美市名瀬の奄美海洋展示館(福山斉施設長)は15日、2年前に同市内の海岸で保護したアカウミガメを展示館前の海に放流した。来館者も参加して大海原への旅立ちを見送った。

 

 同館は2016年8月に朝仁海岸と大浜海浜公園内でアカウミガメを保護。奄美海洋生物研究会(興克樹会長)と協力して館内の水槽で2年間飼育展示した。保護時は体長7センチ、重さ20グラム前後だった子ガメは32センチ、5・3キロまで成長。ウミガメの産卵と回遊シーズンに合わせて今回の放流が決まった。

 

 館内放送での呼び掛けもあり、親子連れなど約150人が放流に参加。「大きくなって戻ってきてね」などと声を掛けながら海に向かう子ガメを見詰めていた。

 

 海洋生物研究会の興会長(47)は「海に入るまでは心配だったが、元気よく泳いでいく姿を見ることができた。引き続き、ウミガメの保護活動に取り組みたい」と話した。