幻の花イルカンダ開花、和泊町和泊の町道沿いに

開花したイルカンダの花=2日、和泊町和泊

開花したイルカンダの花=2日、和泊町和泊

 和泊町和泊の町道沿いで、大型のつる性植物イルカンダが開花している。黒紫色の花が房状に垂れ下がる様子は「パープルシャンデリア」の名で例えられる。

 

 マメ科、奄美や沖縄、台湾などの亜熱帯地域に分布。つるが木の幹に巻き付く形で伸び、房状に花を咲かせる。花は7㌢ほどで独特な香りを放つ。沖縄の方言でイルは色、カンダはカズラの意。方言がそのまま和名になった。

 

 開花が不規則で、自生場所も限られるため「幻の花」とも言われる。開花に気付いた沖永良部島エコツアーネット代表の山下芳也さん(49)は「今年は特にしっかり咲いている。町中で、これほど気軽に観察できる個体は珍しいと思う」と話した。

  (沖永良部総局)