春らんまん 奄美の森

①アマミセイシカ

①アマミセイシカ

 奄美大島の森で春を彩る花が見ごろを迎えている。陽気に誘われて花々が咲き誇り、豊かな自然の息吹を醸し出している。

 

 ②ケラマツツジ

②ケラマツツジ

 アマミセイシカは「幻の花」ともいわれる奄美大島の固有種。ツツジ科の常緑小高木。漢字で「奄美聖紫花」と書く。清らかな白い花が美しい。盗掘や森林開発などで激減し、環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠA類に位置付けられている。

 

 ③アマシバ

③アマシバ

 ケラマツツジは南西諸島の固有種で奄美大島が北限。和名は沖縄・慶良間諸島に由来する。山地の渓流沿いなどに自生し、鮮やかな赤花が水面に映える。同省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類。

 

 アマシバはハイノキ科の常緑低木。奄美大島が北限。若葉をかむと甘味があるのが和名の由来。純白の小さな花を無数につけ、新緑の森を春の淡雪のように彩っている。