触れるユウレイイカ登場/奄美海洋展示館

奄美海洋展示館に登場した触れるユウレイイカの剥製=14日、奄美市名瀬の大浜海浜公園

奄美海洋展示館に登場した触れるユウレイイカの剥製=14日、奄美市名瀬の大浜海浜公園

 奄美市名瀬の奄美海洋展示館(大浜海浜公園)に14日、触れる「ユウレイイカ」が登場した。市民が寄贈した珍種を剥製化したもので、特殊技術で軟らかい感触などが残っているのが特徴。同館は「実際に触ってみることで海の生き物に興味を持ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 

 イカは同市名瀬の宝村末公さんが2017年10月に奄美大島近海で釣り上げた。釣った当初は足を除く体長が約30センチ、最も長い足は113センチだった。水深100~400メートルに生息し、水中では足や目の周りが光るという。

 

 剥製は体内の水分や脂肪分を合成樹脂に置き換える「プラクティネーション」という技法によって、サイズや風合いなどが生きているときと近い状態。

 

 珍しい展示物に、来館者も興味津々。奄美市の二ノ方亮君(5)、陽平君(4)兄弟は交代で剥製に触れては「頭のところが軟らかい」「足はちょっと硬い」と笑顔で感想を言い合っていた。