サンゴの回復傾向続く/大島海峡リーフチェック

2017年11月17日

大島海峡内で行われたリーフチェック=2日、瀬戸内町加計呂麻島の安脚場沖(興克樹さん撮影)

大島海峡内で行われたリーフチェック=2日、瀬戸内町加計呂麻島の安脚場沖(興克樹さん撮影)

 地元のダイビング事業者などで組織する瀬戸内町海を守る会(武夏樹会長)は16日までに、奄美大島南部の大島海峡内で今月2日に実施した海の健康度を調査するリーフチェックの結果をまとめた。海底がサンゴで覆われている割合を示すサンゴ被度は、深場の水深10㍍地点で前年同期を8・7㌽上回る45・6%と大幅に上昇。夏季の高海水温によるサンゴの白化現象や台風による破損などの影響は少なく、回復傾向が続いている。