サンゴ産卵、始まる/奄美大島

2017年06月16日

夜の海を神秘的な雰囲気で包むサンゴの産卵=14日午後11時ごろ、奄美市名瀬の大浜海岸で興克樹さん撮影

夜の海を神秘的な雰囲気で包むサンゴの産卵=14日午後11時ごろ、奄美市名瀬の大浜海岸で興克樹さん撮影

 奄美大島沿岸でサンゴの産卵が始まった。卵と精子の入った直径0・5㍉ほどの淡いピンク色のカプセルが無数に漂い、夜の海を神秘的な雰囲気に包んでいる。カプセルから生まれた幼生は浮遊しながら数週間をかけて海底にたどり着き、サンゴとして成長する。産卵は9月ごろまで続く。