マングース捕獲数、過去最少

2014年08月14日

防除事業の推進で生息密度が低下して捕獲数が年々減少しているマングース

防除事業の推進で生息密度が低下して捕獲数が年々減少しているマングース

 環境省那覇自然環境事務所は、奄美大島に侵入したマングースの2013年度防除事業実績を13日に発表した。過去にない捕獲努力をしたが、年間捕獲数は前年度比約34%(67匹減)の130匹と5年連続で減少し過去最少となった。事業によって全島的に生息密度の低下と分布域の断片化が着実に進んでいるとみられる。同省は13年度に始動した10年間の第2期防除実施計画を推進し、探索犬を活用した作業の効率も高めて22年度に島からマングースの完全排除を目指す。