奄美沿岸で珍しいサメ捕獲

2015年12月16日

奄美市住用町の沿岸で捕獲されたオオセ

奄美市住用町の沿岸で捕獲されたオオセ

 奄美市住用町の沿岸で14日朝、サメの仲間のオオセが生きたまま捕獲された。奄美海域では珍しく、同市名瀬の奄美海洋展示館(大浜海浜公園内)で水槽メンテナンスを終えた18日から一般公開される。奄美海洋生物研究会の興克樹会長によると、オオセは能登半島や房総半島から南西諸島まで沿岸の岩礁域に生息する。夜行性。海底付近で、茶色のまだら模様の体をカムフラージュして主に魚類を捕食する。口の周りにひげがあるのも特徴。