迷鳥のヒレンジャク飛来/ガジュマルで羽休める/喜界町塩道

2018年02月28日

喜界島に飛来したヒレンジャク=26日、喜界町塩道(伊地知告さん撮影)

喜界島に飛来したヒレンジャク=26日、喜界町塩道(伊地知告さん撮影)

 喜界島に迷鳥のヒレンジャクの群れが飛来している。喜界町川嶺の農業伊地知告さん(62)が撮影した。同町塩道のNPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所に併設するカフェに週末ごろから現れ、ガジュマルで羽を休めたり、木の実をついばんだりする姿が見られるという。

 

 「奄美の野鳥図鑑」(奄美野鳥の会発行)によると、ヒレンジャクは全長17・5㌢。全体が赤紫色がかった淡い褐色で、眼から頭頂部にかけて帯状の黒い線がある。尾の先端の鮮やかな赤色が特徴。冬鳥として全国に飛来し、奄美へも10数羽前後の群れで渡来することがある。