〇…10日は「山の日」。深い緑に包まれた奄美大島の山では、夏を彩る花がひっそりと咲き、涼しげに風に揺れている。 〇…「夏エビネ」とも呼ばれるツルラン。白いかれんな花が鈴なりに咲き、鶴が乱舞 […]
奄美動植物
鯨ウオッチ、通年展開へ 奄美近海で可能性探る 海洋生物研が調査
奄美海洋生物研究会(興克樹会長)は2020年度、奄美大島の周辺海域に生息するマッコウクジラやミナミハンドウイルカの調査を進めている。冬季に来遊するザトウクジラを観察するツアーが人気を集める中、年間を通して見られる新たな […]
盗掘・盗採防止へパトロール強化 奄美大島
奄美大島で相次ぐ希少な動植物の盗掘・盗採を防止しようと、環境省奄美群島国立公園管理事務所は7月から、島内一円で休日のパトロールを実施している。関係機関による平日や夜間のパトロールと合わせて、監視体制を強化する。同事務所 […]
フタオチョウ発見 沖縄県の天然記念物 奄美市名瀬
沖縄県の天然記念物のフタオチョウが奄美大島で見つかった。奄美市名瀬の住宅地で7月、住民の男性が発見し、採集した。男性は「昔はいなかったと思う。今まで見たことがなかったので感動した」と話した。 フタオチョ […]
アカショウビン子育て 喜界町・築さん撮影
喜界町中里の会社員築秀夫さん(52)が25日、アカショウビンが子育てに励む様子を撮影した。親鳥がトカゲや昆虫などの餌を頻繁に運ぶ姿が見られ、愛情たっぷりにひなを育てているようだ。 アカショウビンは […]
1万7千匹、減少傾向続く リュウキュウアユ
奄美リュウキュウアユ保全研究会(会長・四宮明彦元鹿児島大学教授)は24、25日の両日、奄美大島だけに天然の個体が残るリュウキュウアユの調査を行った。島内の主要4河川で確認した個体数は1万6921匹で、調査を開始した20 […]
ポーランドの国際学術誌に共著論文 浜田さんら、クロウサギの繁殖行動
奄美市の写真家・浜田太さん(66)と山階鳥類研究所(千葉県)の保全研究室長・水田拓さん(50)が22日、同市名瀬のAiAiひろばで会見し、アマミノクロウサギの繁殖行動について記した共著論文が、国際学術誌「Mammal […]
盗掘・盗採防止へ連携強化 希少種保護パトロール 奄美大島
奄美群島希少野生生物保護対策協議会(会長・羽井佐幸宏県自然保護課長)の盗掘・盗採防止パトロールが20日、大和村内であった。国、県、奄美大島5市町村の担当者ら約20人が参加。専門家の案内で希少種の生息地のほか外来種の繁殖 […]
ルリカケスのジェイ死ぬ 平川動物公園、親しまれ6年
鹿児島市の平川動物公園で12日、1羽だけ飼育されていた国の天然記念物で奄美固有の野鳥ルリカケスが死んでいるのが見つかった。「ジェイ」と名付けられた10歳の雄で、奄美大島で幼鳥の時に保護され、上野動物園(東京都)を経て同 […]
「奄美植物民俗誌」15日発売 えらぶ郷土研が編集 沖永良部島
【沖永良部総局】えらぶ郷土研究会(先田光演会長)が編集した「奄美植物民俗誌│沖永良部島の事例より」が15日、発売される。 同書はソテツやイトバショウ、ホウライチクなど同島でみられる植物102種を紹介する。植物につい […]