「松本零士&牧美也子の世界展」開催

オープニングイベントに約100人が訪れた「松本零士&牧美也子の世界展」=14日、奄美市笠利町の田中一村記念美術館

オープニングイベントに約100人が訪れた「松本零士&牧美也子の世界展」=14日、奄美市笠利町の田中一村記念美術館

 奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館で14日、「松本零士&牧美也子の世界展」が始まった。初日はオープニングイベントがあり、ギャラリートークや地元イラストレーターによる漫画教室などに県内外から約100人が訪れた。展示会は8月4日まで(17日を除く)。入場無料。

 NPO法人アマミーナ(徳雅美理事長)主催。「アートとテクノロジーと自然の融合」をテーマに、SF漫画の巨匠・松本零士さんと、妻で少女漫画の先駆け的存在の牧美也子さんのサイン入り複製原画58点を展示し、漫画コーナーも設けた。

 ギャラリートークでは徳さんと、同法人の学芸員・原井のぞみさんが松本さんの作品を▽少女マンガ▽青年誌▽宇宙―時代、牧さんの作品を▽少女マンガ▽レディスコミック▽文学・歴史物語―時代と三つの時代に分けて紹介。2人からのビデオメッセージも放映した。

 トーク後には、奄美の子どもたちに漫画を描く楽しみを伝えている福島憲一郎さんを講師に奄美の未来のロボットを描く漫画教室があり、親子ら約20人が漫画やスケッチのこつなどを学んだ。

 母と2人で訪れた奄美市の女性(40)は「母はちょうど世代。自分もアニメや漫画で親しんでいた。奄美で2人の作品を見られるのはすごいこと。いいものを見せてもらえてよかった」と話していた。

 8月2日と5日の午後1時から特別講演会も開催する。無料。内容と講師は次の通り。▽2日、田中一村記念美術館内企画展示室=少女マンガジャンルの誕生とその広がり―黎明期を支えた作家たち(増田のぞみ・甲南女子大学准教授)▽5日、奄美市名瀬のAiAiひろば2階研修室=ロボット革命―身近になったロボット技術(田窪朋仁・大阪市立大学教授)。