「神の唄」上映会に600人 龍郷町

舞台あいさつした(右から)朝崎さん、渡辺監督、成瀬さん、山下さん=17日、龍郷町

舞台あいさつした(右から)朝崎さん、渡辺監督、成瀬さん、山下さん=17日、龍郷町

 奄美の歴史と島唄をテーマにした映画「神の唄」(渡辺真也監督)の第1章がこのほど完成し、お披露目上映会が17日、龍郷町のりゅうゆう館であった。約600人が来場し、スクリーンに映し出された美しい映像と幻想的なストーリーに見入っていた。主演の成瀬茉倫さん(大島北高3年)は「大役だがなりきって演じられた」、山下誠士郎さん(ティダスポーツクラブ)は「ユニークな動きに注目してほしい」とそれぞれ語った。

 

 映画は島唄に歌われた物語をテーマに、奄美世、那覇世、薩摩世、明治維新の全4章仕立て。1章の奄美世では琉球列島に伝わる神話を基に、創造神アマミコとシレニクの国生みを描いた。

 

 上映会はノロ役で出演した歌手の朝崎郁恵さんによる祝い唄で開始。渡辺監督が撮影時のエピソードなどを交えながら「先祖たちにどんな歴史があり、どういう唄をつくってきたのかを伝える物語」と作品を解説した。

 

 シレニク役の山下さんのアクロバティックショーやアマミコ役の成瀬さんの島唄披露があったほか、最後は来場者も共に六調を歌い踊ってにぎやかに締めくくり、次章への期待を高めた。

 

 家族で訪れた小学6年生の児童は「アマミコ神話のことは知らなかったけど、分かりやすくて面白かった。続きも見てみたい」と話していた。