ライブペイントでピアノ装飾 徳之島高校美術部

ライブ形式でピアノに絵を描いた徳之島高校美術部の部員ら=25日、徳之島町亀津

ライブ形式でピアノに絵を描いた徳之島高校美術部の部員ら=25日、徳之島町亀津

 徳之島高校美術部は25日、徳之島町亀津の町文化会館で「ライブペインティング」を展開した。同館に寄贈された古いピアノを、徳之島の自然をイメージした明るい緑色に塗り替え、よみがえらせた。ピアノはさらに植物などの模様が描き加えられ、28日に完成する予定。

 

 このピアノは、伊仙町の牧園善孝さんが「娘たちが使っていたピアノを役立ててほしい」と5月に寄贈したもの。住民に親しんでもらおうと、文化会館の実島一仁館長が同校美術部にペイントを依頼した。

 

 美術部の部員たちは24日に下地を塗り、25日は同館で開催された同校音楽部の演奏会に合わせて観客の前で絵を描くライブペインティング形式で作業を進めた。

 

 顧問の平野良光教諭によると、ピアノに描く模様は部員たちの「文化会館は(雰囲気が)森みたい」という言葉に着想。「文化の森」をイメージし、これから徳之島の植物などを描き込んでいくという。

 

 ピアノは完成後、誰でも自由に使うことができる「ストリートピアノ」として活用される。実島館長は「ミニコンサートなどを開催し、子どもたちをはじめ多くの人に親しんでもらえる存在になれば」と語った。