一村美術館で人物画講座 美術愛好家ら12人受講

美術愛好家ら12人が参加した人物画講座=28日、奄美市笠利町の田中一村記念美術館

美術愛好家ら12人が参加した人物画講座=28日、奄美市笠利町の田中一村記念美術館

 奄美市笠利町の田中一村記念美術館で27、28の両日、人物画講座があった。美術愛好家ら12人が受講。公益社団法人二科会常務理事の西健吉さん(80)を講師に、椅子に腰掛けた女性モデルのデッサンに取り組んだ。

 

 講座は今回で19回目。同美術館の創作体験教室の一環で、開館以来毎年開催している。

 

 西さんは受講者全員の絵を見て回り、腕や足の角度、陰影のつけ方などを細かくアドバイス。最終日の講評では、「画の構築は建築物と同じで土台が大事。繰り返し描くことで慣れてくる。遠くから描くと形があいまいになるので、次回はもっとモデルに近づいて探るような見方をしてみて」と呼び掛けた。

 

 初参加という奄美市名瀬の女性(65)は「結婚や子育てでブランクはあるが、ぼちぼち描きたいと思って20年前のスケッチブックを引っ張り出してきた。先生に助言をいただけるのはぜいたくで滅多にない機会。楽しめた」と話した。