健康願いナブェヒグル 男児の節句、おでこにすす 笠利町「ケンムン村」

健やかな成長を祈って乳幼児の額にすすをつける「ナブェヒグル」=18日、奄美市笠利町用安

健やかな成長を祈って乳幼児の額にすすをつける「ナブェヒグル」=18日、奄美市笠利町用安

 旧暦5月5日の18日、奄美市笠利町の自然文化体験施設「ケンムン村」で「インガ(男の子)の節句とぅ山開き」があった。乳幼児の額に「ナブェヒグル」(鍋底のすす)を付けて無病息災を祈り、カシャモチ(ヨモギ餅)を配って子どもたちの健やかな成長を祈った。

 

 女児の成長を祝う旧暦3月3日の桃の節句と同じように、男児の節句を祝う伝統行事を継承しようと2013年から開いている。

 

 6回目の今年は女児を含む親子10組が参加。「ケンムン神社」で神事を行ったあと、魔よけの意味もあるというナブェヒグルを幼児一人一人のおでこに付けた。

 

 生後2カ月の市華ちゃんと参加した横浜市在住の安部奈津美さん(25)=奄美市笠利町出身=は「友人に誘われて来た。元気で明るい子に育ってほしい」と笑顔で話した。

 

 山開きにちなみ、原ハブ屋の原武臣さんによる出前ハブ講座があった。