元ちとせさんらが音楽イベント 笠利町の複合施設

三味線を手に島唄も披露した元ちとせさん=7日、奄美市笠利町

三味線を手に島唄も披露した元ちとせさん=7日、奄美市笠利町

 奄美市笠利町の複合施設「伝泊まーぐん広場・赤木名」で6、7の両日、音楽イベントが開催された。7日は瀬戸内町出身の歌手・元ちとせさんが登場し、地元アーティストと共にポップスや島唄などを披露した。地域住民ら約80人が訪れ、奄美の魅力を世界に発信し続ける元さんのパワフルな歌声に聞き入った。

 

 まーぐん広場は、地元の食と地域包括ケアの拠点として2018年にオープン。音楽イベントは、同施設を手掛けた建築家の山下保博さんが代表を務める一般社団法人しま・ひと・たからが、「コロナ禍の奄美を盛り上げたい」と企画した。

 

 イベントは龍郷町出身の唄者・森山ユリ子さんの「朝花節」で開幕。笠利町出身アーティストのコウスケさんが得意のヒューマンビートボックスで会場を沸かせた。

 

最後は六調で歌い踊って締めくくったまーぐん広場の音楽イベント=7日、奄美市笠利町

最後は六調で歌い踊って締めくくったまーぐん広場の音楽イベント=7日、奄美市笠利町

 元さんは持ち歌の「いつか風になる日」「ひかる・かいがら」や、中島みゆきさんのカバー曲「時代」など次々と披露。6日でデビュー19周年を迎えたと語り、「ワダツミの木」を力強く歌い上げた。

 

 コウスケさんとのセッションもあったほか、元さんが自ら三味線を手に森山さんと島唄で共演する場面も。最後は会場一体で六調を歌い踊り締めくくった。

 

 イベントは観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業」を活用し、会場の換気や来場者の体温測定、マスク着用などの対策を取って開催した。6日はピアニスト木住野佳子さんのジャズコンサートがあり、約50人が訪れた。両日とも来場者は島内在住者に限定し、出演者と関係者は事前に抗原検査を受けて臨んだ。