共同作品が単行本化 奄美市の漫画家姉妹

発売された単行本を紹介する漫画家の(左から)ハルさん、あかりさん姉妹=5月27日、奄美市名瀬

発売された単行本を紹介する漫画家の(左から)ハルさん、あかりさん姉妹=5月27日、奄美市名瀬

 奄美市在住の漫画家姉妹ハルさん(31)、あかりさん(28)が共同で描く「アオハれ乙女」の単行本第1巻がこのほど、全国の書店などで発売された。2人は「多くの人に支えられ、無事発売することができた。奄美から発信する作品を多くの人に楽しんでほしい。夢は作品のアニメ化」と話している。

 

 「アオハれ乙女」は、一目ぼれした男子に近づくため、サッカー部に入部した女子高生とその部員らの奮闘を描くスポーツ漫画。あかりさんが原作、ハルさんが作画を担当している。作品は2019年11月から運動通信社と講談社が共同運営するウェブメディア「コミックブル」で14話まで配信中(5月28日現在)。今秋には単行本第2巻の発売も予定している。

 

 あかりさんは講談社の「別冊フレンド」で2010年から「こんちはハム子」を、ハルさんも今月から同社の女子向け漫画アプリ・Palcy(パルシィ)内で凛堂蓮さん原作の「歌舞伎町ダブルオー」をそれぞれ連載している。16年には2人の共同ユニット「あかはる」として、講談社の第34回月刊少年マガジン・マガジンR新人漫画賞グランドチャレンジで奨励賞も受賞している。

 

 姉妹での連載に、あかりさんは「デビュー時からずっと2人で連載をやりたいという願いがかなった。初めて挑戦するスポーツもの。連載を通して私も主人公たちと一緒に成長できたら」、ハルさんは「作品は全て手作業。あかりさんのセンスに助けられ、一筆一筆楽しく描いている。熱血スポーツものとは違った路線なので楽しんで読んでもらえたら」と話した。