名音、思勝、国直で豊年祭 大和村

豊年祭の「中入り」で集落を練り歩く女性ら=6日、大和村湯湾釜

豊年祭の「中入り」で集落を練り歩く女性ら=6日、大和村湯湾釜

「ヤー、ヨイヤ、ヨイヤ」―。旧暦9月9日(クガツクンチ)を前に6日、大和村湯湾釜集落(永野豊区長、46世帯93人)で豊年祭が行われた。豊年相撲や女性らの「中入り」などで盛り上がり、集落の安全、繁栄を祈願した。

 

 午後1時半ごろ、男衆がかつてノロが祭祀(さいし)を行っていたとされる神聖な建物「トネヤ」前で相撲を奉納して安全祈願した。豊年相撲は公民館の土俵で未就学児~一般の力士が熱戦を展開。他集落から力士が訪れ、取組を行う「応援相撲」もあった。

 

 中入りでは、浴衣姿の女性陣と力飯を担いだ力士らがトネヤを出発点に集落内を掛け声を上げて練り歩いて会場入り。集落で年にこの日だけ披露される踊り唄「オボコリ」で踊りの輪を広げた。

 

 永野区長(71)は「クガツクンチはムチモレ、敬老会と並ぶ集落3大行事で住民の心の支えになっている。今後も続けていきたい」と話した。

 

 同村の豊年祭は旧暦の8月15日と9月9日を祭り日とし、集落別にいずれかの直近の日曜日に開催するところが多い。この日は、名音、思勝、国直でもあった。