大河『西郷どん』が優秀賞 「ロケーションジャパン大賞」

2019年02月25日

芸能・文化

表彰を手に記念撮影に臨む(前列左から)鹿児島県の松下正東京事務所長とNHK製作統括部の櫻井賢チーフ・プロデューサー=21日、東京都千代田区の都市センター会館

表彰を手に記念撮影に臨む(前列左から)鹿児島県の松下正東京事務所長とNHK製作統括部の櫻井賢チーフ・プロデューサー=21日、東京都千代田区の都市センター会館

  映画などのロケ地を官民一体となって支え活性化につなげた作品と地域に贈られる「ロケーションジャパン大賞」の表彰式が21日、東京都であり、「大河ドラマ『西郷どん』×鹿児島県」が地域の変化部門・優秀賞を受賞した。

 

 表彰式にはNHK製作統括部の櫻井賢チーフ・プロデューサーと三反園訓知事代理の松下正鹿児島県東京事務所長が出席。櫻井チーフ・プロデューサーは「チーム『西郷どん』のスタッフ、キャストは皆、鹿児島が大好きでした。奄美大島、沖永良部島の大自然、おいしい焼酎に郷土料理、そして何より郷土を愛する地元の皆さんの熱い支援がなければドラマは生まれませんでした」と受賞の喜び語った。

 

 同賞は日本で唯一のロケ地情報誌「ロケーションジャパン」主催で第9回。過去1年で最も人を動かし、地域を活性化させた作品と地域を表彰している。九州経済研究所によると、「西郷どん」放送で鹿児島県に256億円の経済効果があったとされている。

 

 全部門を通じたグランプリには「連続テレビ小説『半分、青い。』×岐阜県」が選ばれた。