大賞の坂元さんに賞状 奄美を描く美術展授賞式

賞状を受け取る坂元さん(左)と作品「共に生きる」(中央奥)=26日、奄美市笠利町の田中一村記念美術館・社会)あやまる岬で星ふるマルシェ 奄美市笠利町

賞状を受け取る坂元さん(左)と作品「共に生きる」(中央奥)=26日、奄美市笠利町の田中一村記念美術館

 「第18回奄美を描く美術展」(同実行委員会主催)の授賞式が26日、奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館であった。作品「共に生きる」で大賞に輝いた沖縄県立芸術大学大学院2年の坂元蘭ペルージさん(24)=奄美市名瀬出身、本名・坂元蘭=らが賞状を受け取った。

 

 美術展は「奄美」をテーマに、作品を通じて奄美の自然や文化などの素晴らしさを全国に発信することを目的に毎年開催。今年は奄美群島内外の15~86歳の88人から油彩、水彩、アクリル、日本画など106点の応募があり、入賞12点、入選48点を選出した。

 

 授賞式で坂元さんは「大賞をいただき、とてもうれしい。あらゆる生物の『共存』と、田中一村の作品に見られる『ストーリー性』を意識して描いた。次回に向け、また時間を掛けて作品を仕上げていきたい」と語った。

 

 久保井博彦実行委員長は「どの作品も奄美独特の自然や文化が臨場感をもって描かれていて、作者の思いが伝わってきた」と講評した。

 

 美術展の会期は11月17日まで。12月8~15日に龍郷町りゅうがく館で巡回展を開く。いずれも観覧無料。