奄美市議らが紬の勉強会

洋服を取り入れた着こなしの実演もあった大島紬勉強会=25日、奄美市役所

洋服を取り入れた着こなしの実演もあった大島紬勉強会=25日、奄美市役所

 奄美市議会会派自民党奄美の大島紬勉強会が25日、同市名瀬の奄美市役所であった。市議会議員のほか大島紬の生産・販売関係者、観光関係者ら約30人が出席。鹿児島市の一般社団法人NEO(ネオ)和装スタイル協会の緒方千奈代表理事(43)を講師に、若い世代への普及や振興支援策について考えを深めた。

 

 緒方さんの本業はスタイリスト。「若者にもっと和装の魅力をアピールしたい」との思いで2017年に法人化した。シャツやブーツなどを取り入れた気軽で自由な着こなしを提案し、国内外でファッションショーなどを開催している。

 

 勉強会では、大学生らと協力して実施した和装イベントや現地住民がモデルとして参加した海外でのショーの様子を紹介。「子どもや若者は周囲への影響力と発信力が大きい」として、若い世代へのアピールと需要掘り起こしの重要性を説いた。短時間で着られる「ネオ和装」の実演もあった。

 

 参加者から「大島紬の価格は若者に受け入れられるか」「イベントを行う上で奄美産と鹿児島県産の違いをどう考えるか」などの質問があり、緒方さんは「価格は価値を知れば納得する。若者も買えるような仕組みづくりが必要」「産地による違いやそれぞれの魅力を周知しつつ、2産地が一緒に盛り上げていくことが大切」などと語った。