戸円の貞岡、坂元家に祭祀文書

坂元家に残るノロ祭具を手にする坂元龍馬区長=16日、大和村戸円

坂元家に残るノロ祭具を手にする坂元龍馬区長=16日、大和村戸円

 大和村戸円集落の貞岡、坂元両家にノロ関係の文書や祭具など20数点が残されている。奄美2世で神主の石井嘉生氏(神奈川県相模原市)と奄美郷土研究会の弓削政己氏が文書を調査。このほど、結果を「沖縄民俗研究 第三十三号」に連名で発表した。神役の継承では住民の意見を取り入れていたほか、ノロに対し集落から一定量の米を差し出すなどノロを支える仕組みが明らかになった。関係文書は、祭祀(し)が途絶えた後も1982(昭和57)年まで継承されていた。