最後のステージ、思い出に 喜界高校吹奏楽部

支えてくれた人々への感謝も込めた喜界高校吹奏楽部の「サンクスコンサート」=12日、喜界町休養村管理センター

支えてくれた人々への感謝も込めた喜界高校吹奏楽部の「サンクスコンサート」=12日、喜界町休養村管理センター

 喜界高校吹奏楽部(児玉飛夏顧問、部員10人)の「サンクスコンサート」が12日、喜界町の休養村管理センターであった。高校最後のステージとなる3年生らが周囲への感謝の気持ちを込めて演奏し、思い出も胸に刻んだ。

 

 新型コロナウイルスの影響で県吹奏楽コンクールが中止になったことを受け、3年生5人の引退コンサートとして企画。感染防止で、保護者や学校関係者らに限定して招き、時間も45分と規模を縮小しての開催となった。

 

 2部構成で、第1部はアニメステージ。田嶋吾富校長の名前にちなんで選曲した「鉄腕アトム」など3曲を披露。第2部のポップス&ジャズステージでは、スウィングジャズの代表曲「ムーンライトセレナーデ」「シング・シング・シング」など4曲を演奏。手拍子で会場が一体となる場面もあった。

 

 曲の合間には3年生へ後輩から感謝のメッセージと花束が贈られ、涙ぐむ様子も。3年生の伊地知奈々部長は「技術面などで壁にぶつかることがあったが仲間がいたから頑張れた。支えてくれた皆さんに演奏で少しでも感謝の気持ちを伝えることができたら幸い」と語り、保護者の一人は「みんな音楽が好きで、頑張って練習する姿を見てきたので、演奏を聴いて胸がいっぱいになった」と話した。