武下流ひぎゃ節フェス 鹿児島で3年ぶり

武下さんを前に、門下生らが島唄を披露した「ひぎゃ節フェスティバル・懇親会」=10月26日、鹿児島市

武下さんを前に、門下生らが島唄を披露した「ひぎゃ節フェスティバル・懇親会」=10月26日、鹿児島市

 【鹿児島総局】瀬戸内町加計呂麻島出身の唄者、武下和平さん(86)が主宰する奄美民謡武下流の「第21回ひぎゃ節フェスティバル・懇親会」が10月26日、鹿児島市内の集宴会施設であった。関西本部の門下生と、東京、鹿児島県本土、瀬戸内町の3地区同好会の会員ら約100人が、師匠の武下さんも交えて島唄などで交流を深めた。

 

 武下さんは奄美大島南部独特の節回しで歌われる東(ひぎゃ)節の大御所。関西本部と3地区の同好会では総勢約150人の門下生や会員が活動している。

 

 フェスティバル・懇親会は、各地区の持ち回りで毎年開かれており、鹿児島県本土での開催は3年ぶり。全国講師会による「朝花節」などがオープニングを飾り、関西本部や各地区同好会の門下生や会員らが「しゅんかね節」や「黒(くる)だんど節」などを披露した。

 

 武下さんは「皆さんの元気そうな姿が見れて何よりうれしい」と話し、教え子らのステージに満足。長女のかおりさんも「諸鈍長浜」などを歌い上げ、会場を沸かせた。

 

 参加者のうち約40人は27日、西郷隆盛との関わりが縁で龍郷町と観光や教育連携で共同宣言を行ったさつま町を訪れ、町民とも島唄で交流した。