渋谷・鹿児島おはら祭に奄美関係4連参加

スマイル&ビューティー賞を受賞した東京喜界会島おどりの会(上)と、今年新設された「西郷どん賞」を受賞した東京配田ヶ丘同窓会の男性陣=20日、東京都渋谷区

スマイル&ビューティー賞を受賞した東京喜界会島おどりの会(上)と、今年新設された「西郷どん賞」を受賞した東京配田ヶ丘同窓会の男性陣=20日、東京都渋谷区

 第21回渋谷・鹿児島おはら祭パレードが20日、東京・渋谷の道玄坂と文化村通りであり、69組約2500人が練り踊った。奄美関係は4踊り連が参加。県立奄美高校と大島工業高校の出身者らでつくる東京配田ケ丘同窓会は新設の「西郷どん」賞と敢闘賞、東京喜界会島おどりの会はスマイル&ビューティー賞を受賞した。東京奄美会女性部と関東・ザ・徳之島も祭りを盛り上げた。

 

 かつて渋谷一帯を所領していた渋谷氏が鎌倉時代に一族挙げて薩摩に移住したという縁で1998年に始まった。5月恒例のイベントで、渋谷区や鹿児島市でつくる実行委員会主催。

 

 今年も沿道は大勢の見物客でにぎわった。踊り手たちはテーマ曲「おはら節」や「渋谷音頭」「ハンヤ節」などに合わせ踊り歩いた。

 

 パレード終了後、踊り表現の美しさやチームワークを評価した審査結果が発表された。西郷どん賞を受賞した配田ケ丘同窓会の岡山照彦さんは「感無量。最後まで全員が一生懸命に演じきった」とコメント。敢闘賞にも選ばれ、蛯名和代さんと共に登壇した永井珠海さんは「4月から週に一度の練習を重ねた。隊列の美しさと笑顔を絶やさないよう、全員が心を一つにした」と喜びを語った。

 

 スマイル&ビューティー賞の喜界会は3度目の入賞。長谷川美都子女性部長と島おどりの会会長の喜田かよ子さん、青年部副部長の郡山尚也さんがステージに上がった。初回から参加している喜田さんは「いつも皆で踊っているので息はぴったり、心は一つ。今日は笑顔を心がけていた。狙い通りの受賞かな」と照れ笑い。

 

 東京奄美会女性部は、賞は逃したものの多くの観客の心をつかんだ。飛び入りで踊り連に加わったイスラエルからの観光客ヒーラ・サダンさんは「すてきな着物、すてきな踊りに思わず飛び込んでしまった。笑顔とアイコンタクトで心を通わせることができた。初めての日本。すてきな思い出を共有できた東京奄美会の皆さまに感謝」と話した。

 

 審査員として参加した奄美大島出身の歌手城南海さんは「奄美の4組はいずれもチームワーク抜群。残念ながら受賞を逃した2組も素晴らしかった。徳之島の皆さんの闘牛パフォーマンスは迫力満点。大島紬姿の東京奄美会女性部は大会の華。審査員席からエールと拍手を送っていました」と語った。

東京奄美会女性部の踊り連にはイスラエルからの観光客ヒーラ・サダンさんも飛び入り参加(上)と、島自慢の闘牛をPRした「関東・ザ・徳之島」の踊り連=20日、東京都渋谷区

東京奄美会女性部の踊り連にはイスラエルからの観光客ヒーラ・サダンさんも飛び入り参加(上)と、島自慢の闘牛をPRした「関東・ザ・徳之島」の踊り連=20日、東京都渋谷区