煙突跡、れんがなど確認/瀬戸内町久慈、白糖工場調査

大型煙突の跡とみられる遺構(上)や、赤れんがなどが出土した久慈の白糖工場跡=24日、瀬戸内町

大型煙突の跡とみられる遺構(上)や、赤れんがなどが出土した久慈の白糖工場跡=24日、瀬戸内町

 幕末から明治にかけて瀬戸内町久慈で稼働した白糖製造工場跡の発掘調査に伴い、県立埋蔵文化財センターは24日、調査現場を一般公開した。工場は薩摩藩が手掛けた国内初の洋式建築事業「集成館事業」で建設された。オランダ製の蒸気機関を備えていたとされ、これまでに高さ36㍍の煙突設置跡や建物跡の一部とみられる遺構などが確認された。発掘現場を訪れた人々は、当時の最先端技術を結集した施設跡を見学し、奄美にも足跡が残る近代日本発展の歴史に思いをはせた。

久慈白糖工場調査現場を公開(出土品)写真 丸山