美術・工芸吉村さん/写真東條さん、書道南さん 奄美市美展大賞決まる

(上から)【美術・工芸部門】吉村英彦さんの「抱擁」、【写真部門】東條稔貴さんの「奄美の夜」、南隆光さんの「李白詩」

(上から)【美術・工芸部門】吉村英彦さんの「抱擁」、【写真部門】東條稔貴さんの「奄美の夜」、南隆光さんの「李白詩」

 第39回奄美市美術展覧会(風は南から…「奄美」2019AMAMI市美展)の作品審査が24日、同市名瀬の奄美文化センターであった。最高賞の市美展賞は▽美術・工芸部門は吉村英彦さん(53)=奄美市名瀬=のアクリル画「抱擁」▽写真部門は大島北高校3年の東條稔貴さん(18)=奄美市笠利町=の「奄美の夜」▽書道部門は南隆光さん(77)=同=の「李白詩」がそれぞれ選ばれた。南さんは2回目、吉村さんと東條さんは初めての市美展賞受賞となった。

 

 市美展は奄美市、奄美市教育委員会、奄美市美術展覧会実行委員会が主催。小学生~一般を対象に作品を募り、応募総数は昨年より35点少ない1421点だった。部門別は一般が美術73点、写真125点、書道52点。小学生は美術419点、書道475点。中学生は美術126点、書道151点。

 

 市美展賞作品について、美術・工芸部門の五反田邦夫審査委員長(72)は「画面全体に独特のリズム感がある。色調は青と赤が基調で、黒い線が画面に動きを与え、無機質な中に人間性のにおいのする作品」、写真部門の中村征夫審査員(73)は「堤防がアクセントになり、星空に広がりを感じる。光の加減が難しい中、よく作品化した。感性豊かな雄大な写真」、書道部門の吉田和堂審査員(77)は「迫力満点の書。線が練られていた。練習量と強い気持ちを感じた。余白もきれいな作品」とそれぞれ講評した。

 

 市美展は同センターで2月10日に開幕し、同日午前10時から開会式と表彰式が行われる。会期は17日まで。

 (市美展賞以外の入賞・入選者名と作品は後日掲載)