芥川賞「直樹はシマの誇り」/奄美2世快挙に歓喜

 16日、芥川賞を受賞した又吉直樹さんは、母・美代子さんが瀬戸内町加計呂麻島勢里出身の奄美2世。吉報を受け、地元の親戚からは喜びの声が上がった。美代子さんのいとこに当たる西敏也さん(52)=同町古仁屋=は昨年1月、テレビ番組の撮影で島を訪れた又吉さんと交流した。「六調を踊り、朝まで飲み明かした。物静かだが芯の強い青年。直樹はシマの誇りだ。親戚総出で盛大に祝いたい」と笑顔を見せた。奄美市名瀬の書店「ブックス十番館」では単行本が入荷するたびに売り切れる人気ぶり。店員は「奄美ゆかりの作家を応援する気持ちを込め、買い求める人も多い」と話す。同店は近く特設コーナーを設けて受賞を盛り上げる。