貝塚時代に狩猟採集民/奄美・沖縄諸島「世界唯一」の存在―高宮教授(鹿大)論文

貝塚時代の奄美・沖縄諸島における狩猟採集民の存在について記述した論文内容を解説する高宮教授=28日、奄美市名瀬の県大島支庁

貝塚時代の奄美・沖縄諸島における狩猟採集民の存在について記述した論文内容を解説する高宮教授=28日、奄美市名瀬の県大島支庁

 鹿児島大学国際島嶼(とうしょ)教育研究センター奄美分室(奄美市名瀬)の高宮広土教授(56)=先史人類学=が28日、同市名瀬の県大島支庁で会見し、「貝塚時代(約6500年前~約1千年前)の奄美・沖縄諸島における狩猟採集民の存在が明らかになった」とする論文が、学際的国際誌「The Holocene」(英国)のインターネット版で掲載されたと発表した。高宮教授は「島嶼環境に適応した狩猟採集民は世界でも知られていない。奄美・沖縄諸島のような文化現象を有する島は世界で唯一の可能性がある」と指摘した。