風景、海の生き物を写真集に 渡辺マリアさん

「与論の海に入ると元気になる」と話す渡辺マリアさん=8月29日、与論町

「与論の海に入ると元気になる」と話す渡辺マリアさん=8月29日、与論町

 与論町那間の渡辺マリアさん(72)が与論島のサンゴなど海の中の生き物や夕日などの風景を収めた写真集「与論島の美」を出版した。大半は近くの海岸をシュノーケリングしながら撮ったもので、出版に当たっては「与論島と島の人への恩返し」との思いを込めた。

 

 ルーマニア生まれ、フランス育ち。東京での暮らしが長かったが、与論島の豊かな自然にひかれ、2011年に夫の正臣さん(76)と移住した。

 

 写真集は今年3月に出版。海の生き物に加え、与論島内で見られる野鳥や昆虫、ヤシガニなど主に2016年から17年にかけて撮影した200枚余りを載せた。日本語と英語で解説を加えている。

 

 長い日は4時間近く海に入りシュノーケリングでの撮影を行うという渡辺さん。「与論の海に入ると疲れるどころか、元気が湧いてくる」という。

 

 「人が優しくて明るい。礼儀正しくかつ賢い。人生で大切なもの、そうでないものをよく理解している」と島の人たちの印象も語り、「私たちを温かく迎え入れてくれた島に少しでも役立てればと思った」と写真集を出した動機も話した。

 

 「与論島の美」は与論島内の書店や一部雑貨店などで販売。定価1900円。問い合わせは電話0997(97)2240与論町茶花の香文堂書店。

 写真集「与論島の美」

写真集「与論島の美」