40年の歴史に幕 るりかけす65号(最終号)

「るりかけす」最終号を発行した児玉さん=21日、南海日日新聞社

「るりかけす」最終号を発行した児玉さん=21日、南海日日新聞社

 奄美るりかけすの会(事務局・児玉惠智子さん)は12月、文芸・評論・郷土誌「るりかけす」第65号を発行した。今回が最終号。1980年7月の創刊以来、40年の歴史に幕を下ろす。今回は創刊者で奄美の復帰運動のリーダー、崎田実芳さん(故人)の詩集を掲載した。

 

 第65号も▽俳句▽短歌▽長編詩▽教育実践▽評論▽創作│と多彩な内容。崎田さんの短歌は「復帰運動の日日」「父の願い」「石油企業進出阻止運動」「選挙運動」に関する作品を収録。主なバックナンバーの目次も掲載した。

 

 児玉さんは2017年、2代目会長で夫の三朗さんが亡くなった後、「るりかけす」の編集・発行を引き継いだ。今回、体調不良のため、廃刊を決意した。児玉さんは「私は文芸活動が好きなので、文芸活動から遠ざかることは決してありません。全国組織『新日本歌人協会』の会員としてもう少しはうまくなりたい。頑張ってみようかかと思っております」と寄せた。

 

 「るりかけす」は定価500円(税込み)。郵送の場合は送料、振り込み手数料が必要。申し込みは郵便番号894│0046奄美市小宿2581の1、電話0997(54)8967児玉惠智子さん。