グランプリは森貞義さん 大和村村制110周年記念フォトコン

2018年11月08日

芸能・文化

グランプリに選ばれた森貞義さんの作品(提供写真)

グランプリに選ばれた森貞義さんの作品(提供写真)

 大和村の村制施行110周年を記念するフォトコンテスト(同実行委員会など主催)の入選作品が7日までに発表された。村内外から84点の応募があり、最高賞のグランプリは同村大和浜の森貞義さんが受賞した。

 

 コンテストのテーマは「ここが好きだよ大和村」。応募作品を10月7~26日に村防災センターで展示して来場者に好きな3点を選んで投票してもらい、入選作品10点を選んだ。村側は「どの作品も大和村らしい一lこまを写した素晴らしい作品だった」と講評した。

 

 森さんの作品名は「朝露に包まれる可憐なすももの花(実れ~大和村のエースになれ)」。スモモ(プラム)の白い花やつぼみに朝露がしたたる情景を捉えた。

 

 森さんは「2010年の奄美豪雨災害で被災した自宅の裏庭で芽吹き、育った思い入れのあるスモモの木。花が咲くようになって2年目。根性のあるこの木のように、大和村がどんどん元気になってほしい」と話した。

 

 入選者は25日に同村思勝の村体育館である村制施行110周年記念式典で表彰される。作品は同会場に展示し、来年のふるさとカレンダーに掲載する。

 

 森さん以外の入選者と作品名は次の通り。(敬称略)

 ▽準グランプリ 富健二郎「夕暮れの宮古崎」▽入賞 森貞義「輝け~大和村」、荻迫弘美「緑の光の中で」、積信一「灯(ともしび)」、与島邦重「シマぬ伝統」▽佳作 吉田明美「普通ではない特別がすぐそこにある…」、田畑より子「潤いの森」、山下恭秀「異次元への入口」、荻迫弘美「水の光・水の鏡」