NHK番組講師で好評/奄美市出身の水間プロ7段

2014年11月08日

芸能・文化

指導碁で教える水間俊文プロ7段=東京・代々木

指導碁で教える水間俊文プロ7段=東京・代々木

 奄美市名瀬出身のプロ棋士、水間俊文七段(41)=公益財団・日本棋院所属、東京都新宿区在住=が、NHK教育テレビ(Eテレ)の「囲碁フォーカス」(毎週日曜日正午~午後0時半)に講師で出演し、全国の囲碁ファンの人気を集めている。また、小学校の正課授業で囲碁を教え、子どもたちにも「先生」として慕われる一方、囲碁の国際化にも努めている。
 水間さんは眞幸さんとホズヨさんの次男。祖父の良三さんが同市名瀬井根町で碁会所を開いていたという環境の中で育った。11歳の時、上京。偶然の縁で大窪一玄九段に師事。17歳でプロになった。妻洋子さんは仙台市出身。
 現在、囲碁普及事業部、常務理事補佐、学校囲碁推進室の要職にある。級位者指導で毎月20日以上、全国を駆け巡っている。地元・奄美市にも水間さんの後援会が発足している。
 NHKの囲碁フォーカスは戸島花さんを司会に講座15分、囲碁情報15分の30分。講師を務めるのは8月から11月まで。解説は「人柄が爽やか」「分かりやすい」と好評だ。