「学んだこと、伝えたい」 奄美こども環境調査隊最終日

4日間の活動を終え、それぞれの思いを発表した奄美こども環境調査隊の隊員ら=27日、龍郷町生涯学習センター・りゅうがく館

4日間の活動を終え、それぞれの思いを発表した奄美こども環境調査隊の隊員ら=27日、龍郷町生涯学習センター・りゅうがく館

 奄美市内の小中学生6人で結成した奄美こども環境調査隊(奄美市教育委員会、南海日日新聞社主催)の奄美大島視察は27日、最終日を迎えた。沖縄の調査隊員8人と一緒に環境問題の解決策を探った4日間を振り返り、隊員たちが「学んだことを多くの人に伝えたい」と決意を新たにした。

 

 龍郷町生涯学習センター・りゅうがく館で島の歴史や文化について学んだ後、最終ミーティングを開いた。

 

 生態系に影響を及ぼす外来種問題をはじめ、アマミノクロウサギといった希少動物が犠牲になる輪禍死(ロードキル)や野生化した猫(ノネコ)の問題など、今回の視察で学んだことを振り返り、隊員一人一人が感想を発表した。

 

 隊員からは「人間次第で自然は変わる。悪い影響を与えたなら、人間が責任を持って元に戻すべき」「命の大きさは外来種も在来種も同じ。動物たちが幸せに暮らせる環境にしたい」「一人一人の意識が大事。いろんな立場に立って環境問題の解決に向けたキーワードを見つけたい」などの意見があった。

 

 沖縄の調査隊はこの日、空路で沖縄に戻った。同市笠利町の奄美空港で奄美の隊員が見送り、8月1日から沖縄北部やんばる地域で行われる現地調査での再会を誓い合っていた。