コロナ禍 一年ぶりに歓声 大勝小2年生15人来園 龍郷町・再田農園

花の香りをかいで驚く大勝小学校の児童と再田純信さん(写真左)=20日、龍郷町浦の再田農園

花の香りをかいで驚く大勝小学校の児童と再田純信さん(写真左)=20日、龍郷町浦の再田農園

 新型コロナウイルスの影響で、見学者の自粛が続いていた龍郷町浦の再田農園(再田純信代表)に20日、約1年ぶりに子どもたちの歓声が響いた。地元・大勝小学校の2年生15人が来園。再田さん(79)らが育てた野菜や花の苗を見たり触れたりして、交流を深めた。

 

 生活科の校外学習の一環。住んでいる校区の場所や人と関わりを持ちながら、地域の良さを学ぶ授業。児童らはビニールハウスで栽培されているペチュニアやナデシコの花の香りをかいだり、トマトの苗に触れたりしながら歓声を上げていた。

 

 見学が終わると、再田さんは児童に花と野菜の苗をプレゼント。ペチュニアとミニトマト、ブロッコリーのポット苗をもらった山田佳蓮さん(8)は「ブロッコリーもキャベツも好き。おばあちゃんの家で育てたい」と楽しみな様子だった。

 

 再田さんによると、今年は新型コロナの影響で、年間約300~400人はいた来園者が激減。一方、野菜の苗の売れ行きは例年より増え、本土で暮らす子や孫に野菜を育てて送りたいという地元の人々が購入しているという。再田さんは「毎年この子どもたちの笑顔に元気をもらっている。一日も早くコロナが収束し、来春にはトマト狩りができるよう楽しみにしている」と話していた。