コロナ禍、授業研究もウェブで 龍郷町円小

ウェブ会議システムを活用し、行われた授業研究・校内研修=22日、龍郷町の円小学校

ウェブ会議システムを活用し、行われた授業研究・校内研修=22日、龍郷町の円小学校

 龍郷町の円小学校(徳永順美校長、児童9人)で22日、ウェブ会議システムを活用して同町と鹿児島市をつないだ授業研究・校内研修があった。同校教諭と町教育委員会職員が参加。講師として、社会科を専門とする藤﨑智大鹿児島大学教育学部付属小学校教諭がオンラインで見守る中、4年生(幸田慧斗担任教諭、児童3人)の社会科授業を行い、より良い授業の在り方を考えた。

 

 龍郷町教委が新型コロナウイルス感染症の拡大防止策で取り組んできたウェブ会議システムを授業研究に生かせないかと提案。鹿大付属小の協力を得て初めて開催された。

 

 この日の授業テーマは「リサイクル」。児童はごみを分別することでリサイクルができ、ごみが減ることで自然環境にも好影響をもたらすことなどを学んだ。

 

 授業後はオンラインで藤﨑教諭も参加して研究協議があった。幸田教諭は「情報の精選が難しく、子どもたちにとって情報が多過ぎたのではないか。資料を比較して情報を読み取る学習をどう入れていくかが今後の課題」などと反省点を述べた。

 

 藤﨑教諭は画面に資料を映し出しながら子どもがより主体的に学べる資料の活用方法や授業展開の工夫などを解説。「子どもの感想について、どうしてそう思ったのか考えの根拠を問い返したらどうか。子どもなりの考えが共有され、子ども同士の会話にもつながる」などと助言した。

 

 研修を視察した同町の碇山和宏教育長は「新型コロナウイルスの影響で社会の在り方が変わる中、学校現場の在り方も変えていかなければいけないだろうと感じている。今日はいい機会となった」と話した。