シマの文化を五感で体感 鹿児島市で奄美ふるさと学校

島唄に合わせてチヂン(太鼓)をたたく子どもたち=28日、鹿児島市

島唄に合わせてチヂン(太鼓)をたたく子どもたち=28日、鹿児島市

 奄美にルーツを持つ子どもたちに、シマの文化を五感で体験してもらう「奄美ふるさと学校」が28日、鹿児島市であった。県本土で奄美の魅力を発信するNPO法人「ほこらしゃの風」(義山昭夫理事長)が主催した。小中学生ら13人が島唄を聞いたり、郷土料理を作ったりして楽しいひとときを過ごした。

 

 島口(方言)でのラジオ体操に民話の読み聞かせ、竹笛作りと授業は盛りだくさん。子どもたちは油ぞうめんの調理にも挑戦し、古里の味に親しんだ。ワイド節や六調に合わせ、踊りの輪をつくった。

 

 祖父母が伊仙町出身の小学2年、遠矢悠介君(7)は指笛(ハト)を鳴らす男性の姿を見て「かっこいい」。兄の中学1年、周平君(12)は「野菜と炒めたそうめんを食べたのは初めて」と興味津々だった。

 

 1日校長を務めた義山理事長(75)=伊仙町出身=は「古里から離れていても、シマの心を子どもたちに伝えたい」と話した。