ネットトラブル防ぐ授業も/県いじめ問題対策連絡協議会

いじめの防止策で情報を交換する委員ら=24日、鹿児島市の県庁

いじめの防止策で情報を交換する委員ら=24日、鹿児島市の県庁

 県内の教育関係者らでつくる県いじめ問題対策連絡協議会(会長・有倉巳幸鹿児島大教育学部教授)は24日、鹿児島市の県庁で2017年度2回目の会合を開いた。委員ら約30人が、いじめの防止策について情報を共有した。子どもをインターネットのトラブルから守るため、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に詳しい大学生を学校へ派遣する取り組みも紹介された。

 

 県内の公立学校を対象にした調査によると、2016年は前年より26件少ない5971件のいじめを把握した。冷やかしや悪口などが全体の7割を占め、ネット上のいじめへの対応も求められている。

 

 本年度は「大学生ネット指導者キャラバン事業」で16校に38人を派遣した。大学生が児童らにネットトラブルへの対処法を教え、「ネットの使い方を見直す良い機会になった」などの感想が寄せられたという。

 

 古川仲二教育長は昨年10月に改定した県のいじめ防止基本方針を紹介し、「各学校の取り組みを充実させ、他人を思いやる心を育んでほしい」と語った。