プロジェクト推進へ、連携確認  古仁屋高校

生徒によるプレゼンもあった古仁屋高校の「地域創生人材育成プロジェクト」第1回連絡協議会=22日、瀬戸内町

生徒によるプレゼンもあった古仁屋高校の「地域創生人材育成プロジェクト」第1回連絡協議会=22日、瀬戸内町

 瀬戸内町の県立古仁屋高校(重吉和久校長)が2019年度取り組む「地域創生人材育成プロジェクト」の第1回連絡協議会は22日、同校会議室であった。行政、企業、団体関係者ら22人が参加し意見交換。同町の近代遺跡を活用した地域振興、人材育成に向け、連携を深める方針を確認した。

 

 プロジェクトは県教育委員会の事業。高校が地域と連携して実践的な取り組みを行うことで、地域活性化や人材育成につなげる目的。同校では「瀬戸内町を日本スイーツの聖地へ」をテーマに、同町の近代遺跡「白糖製造工場跡」の研究や活用、関連商品の開発などに取り組んでいる。

 

 連絡協議会は連携強化を目的に初開催した。同校担当者が事業概要を説明。今後の計画として、高校生ガイドによるスタディツアーの実施、学習成果をまとめてキャリア形成につなげる「スタディキャリアノート」の作成を行うとした。

 

 意見交換では参加者から「戦争遺跡も含めた町全体の近代遺跡に取り組みを広げていくことができないか」「大学でもこのような研究をする学生が求められている。ガイド業など生徒の就職にもつながる」「同校への地元の子どもたちの進学率は50%以下。独自の研究活動は同校に目が向くきっかけになる」などの意見があった。

 

 同校生徒4人が自分たちの取り組みを説明するプレゼンテーションもあった。

 

 県教育庁高校教育課産業教育係の中原嘉久さんは、自分の考えを発信できる人材の育成が求められているとし、「どう地域と連携しているか、普通科の取り組みとして見本を示していただければ」と期待を込めた。