ヤコウガイから世界に一つだけアクセ作り

ヤコウガイを磨いてアクセサリー製作を体験した参加者ら=11日、奄美市名瀬

ヤコウガイを磨いてアクセサリー製作を体験した参加者ら=11日、奄美市名瀬

 奄美市教育委員会が主催する「ヤコウガイのアクセサリー製作講座」が11日、奄美市名瀬の奄美博物館であった。参加者らは徳之島町の工芸作家・池村茂さんの指導で丁寧に貝のかけらを磨き上げ、世界に一つだけのアクセサリーを完成させた。講座は13日まで同博物館などである。

 

 講座は国史跡「小湊フワガネク遺跡」(奄美市名瀬小湊)と国の重要文化財「小湊フワガネク遺跡出土品」の普及啓発活動の一環。遺跡から大量に出土したヤコウガイ製品に着目し、体験を通して奄美の遺跡や歴史に理解を深めてもらおうと開催している。2019年度は2回目。

 

 同日は奄美大島内から43人が参加。同博物館学芸員から小湊フワガネク遺跡についての説明を受けて、製作を開始した。参加者らは好みの色合いや形のヤコウガイ片を選び、粗さの異なる11種類の紙やすりで磨きながら、貝の表面に浮かび上がる独特の螺鈿(らでん)模様と光沢を楽しんでいた。

 

 親子で参加した崎原小学校5年の久保花音さん(10)は「ヤコウガイの光がきらきらしてきれい」と笑顔。母親の千賀子さん(53)は「3日間とも参加を申し込んだ。いろんな形があって、毎回仕上がりが楽しみです」と話した。

 

 12日は宇宿貝塚史跡公園(奄美市笠利町)、13日は同博物館でそれぞれ午前と午後に講座がある。問い合わせは電話0997(54)1210奄美博物館へ。