住民、児童らが田植え 和泊町後蘭

 一列になり、田植えをする参加者=5日、和泊町後蘭(提供写真)

一列になり、田植えをする参加者=5日、和泊町後蘭(提供写真)

 和泊町の後蘭集落で5日、田植えがあった。主催は地元有志で構成する後蘭瑞穂の会(前田重治会長)。地域住民や内城小学校の児童ら約30人が作業に汗を流し、先人の生活に思いをはせた。

 

 後蘭では1970年代ごろまで稲作が行われていた。取り組みは2016年に集落が始め、同会が引き継ぎ計5年目。稲作を通して郷土の歴史や文化を継承し、地域の活性化にもつなげようとの目的。水田は町の補助金を活用し、住民が無償貸与した畑約900平方㍍を再造成した。

 

 参加者は一列に並び目安となる糸にそって、もち米とうるち米の苗を手植えした。児童たちは興味深そうに泥の感触を確かめていた。

 前田会長は「子どもの頃は水田がたくさんあり、稲刈りなどの手伝いをしていた。稲作の風景は古里の記憶として残る。次世代に歴史を伝えるため、活動を続けていきたい」と語った。

 

 収穫は7~8月ごろを予定している。