児童らが黒糖作り体験 地域の歴史に理解深める 大和小

搾ったキビ汁を煮詰める児童たち=30日、大和村の大和小学校

搾ったキビ汁を煮詰める児童たち=30日、大和村の大和小学校

 大和村の大和小学校(郁島信介校長)で30日、児童たちが育てたサトウキビを使った黒糖作りがあった。3・4年生4人が刈り取りや圧搾などの作業を体験し、地域の歴史に理解を深めた。

 

 大和村は奄美のサトウキビ栽培発祥の地とされる。黒糖作りは郷土学習の一環で3回目。原料のサトウキビは校内の畑で栽培した。

 

 児童たちは前日に刈り取ったキビを約50本圧搾機にかけ、搾り汁約30㍑を大釜で煮詰めた。思勝集落の赤井貞文さん(87)からキビ汁に加える石灰の量やタイミングを教わり、焦げ付かないように交代でかき回しながら、約3㌔の黒糖を作り上げた。

 

 3年生の小浜煌雅君(8)は「固まるまでが長かったけど、途中で味見した水飴が甘かった。自分たちで作った黒砂糖はいつも食べているものと全然違う。おいしい。来年は後輩たちに作り方を教えてあげたい」と笑顔で話していた。