児童ら外来種問題学ぶ こども世界自然遺産博士講座 瀬戸内町

 

外来種について学び、駆除作業に取り組んだ児童たち=17日、瀬戸内町古仁屋

外来種について学び、駆除作業に取り組んだ児童たち=17日、瀬戸内町古仁屋

  瀬戸内町教育委員会主催の2020年度こども世界自然遺産博士講座の第5回講座「外来種バスターズになろう!」が17日、町立図書館・郷土館で開かれた。受講生11人と瀬戸内ロータリークラブの会員6人が参加。身近にある外来種について学んだ後、外来植物「アメリカハマグルマ」の駆除作業に取り組んだ。

 

外来植物のアメリカハマグルマ

外来植物のアメリカハマグルマ

 はじめに座学があり、環境省奄美野生生物保護センター(大和村)自然保護管補佐の池上温人さんが奄美大島で繁殖している外来動植物について解説した。

 

 池上さんは外来種を「人の影響によって他の地域に入ってきた動植物」と説明。「もともとそこに住んでいた動植物の生息地を奪ったり、植物と虫、動物などの共生関係を壊したりする」と問題点を指摘した。

 

 また、外来植物の正しい駆除の方法や外来種駆除の難しさにも触れ、児童らへ「外来種問題は人間の責任。自分が原因とならないように気を付けて」などと呼び掛けた。

 

 座学の後は児童の保護者や町職員も加わり、同館近くに生えているアメリカハマグルマを手作業で引き抜いた。母親と参加した篠川小6年生の重信莉々子さんは「外来種のことは学校でも教えてもらい、アメリカハマグルマのことも知っていた。今日はたくさん駆除できた」と話していた。

 

 ロータリークラブは同町古仁屋の海の駅周辺でも外来植物の駆除作業を実施。約1時間で、図書館周辺の分と合わせてごみ袋計32袋分を回収した。