勝浦の休耕田を復活 親子で田植え体験 瀬戸内町子ども会

復活した水田で田植え作業に取り組む参加者=2日、瀬戸内町勝浦

復活した水田で田植え作業に取り組む参加者=2日、瀬戸内町勝浦

  瀬戸内町子ども会育成連絡協議会(柳谷昌臣会長)の田植え体験が2日、同町勝浦であった。勝浦の農業、堯文俊さん(83)が子ども会のために復活させた休耕田(約6㌃)を提供し、町内の42家族計124人が参加。子どもも大人も泥だらけになりながら手作業で苗を植え付け、約4カ月後の収穫に思いをはせた。

 

 田植え体験は、町内で水田が減る中、毎日食べている米がどのように作られているのかを児童らに知ってもらおうと、町教育委員会の呼び掛けで実現した。

 

 水田はうるち米ともち米が半分ずつで、子ども会はうるち米の植え付けを担当。15人ほどが一列に並び、水平に張ったロープの印に合わせて苗を数本ずつ植え付けた。参加者は膝の上まで泥につかり、時には尻もちをつきながらも丁寧に作業に取り組んでいた。

 

 休憩中は泥遊びをしたり、トンボやゲンゴロウ、カエルなどを追いかける児童らの姿も見られ、大人たちは目を細めて見守っていた。

 

 順調に生育すればば8月末ごろに収穫し、年末にはもちつき大会を実施する予定。初めて田植えをしたという古仁屋小4年生の信島百伽さん(9)は「足が抜けなくて泥だらけになった。おもちが大好きだから育つのが楽しみ」と笑顔で話していた。